TERUHIKO BLOGてるひこブログ

その他の会

若手経営者の会 第74回仙台研修(二日目)

2025-06-06 06:06


『ナノテラスで説明会』

6月5日(木)、若手経営者の会(坊っちゃんクラブ) 第74回仙台研修(二日目)を迎えた。昨夜は仙台名物の牛タンをはじめ、一期一会の出逢いがあった仙台スナックナイトで楽しんだ私たち・・・。仙台スナックに関しては、当初は行くか行かないかを選択するくらい不安でいっぱいだったが、終わってみると延長延長でメガハイボールを一気に流し込むほど浮かれポンチと化していた。仲間たちと共に、大いに仙台ナイトを楽しむことができた。本日の視察先は、東北大学青葉山新キャンパス内にあるNano Terasu(ナノテラス)をはじめ、ランチを兼ねたさんさん商店街の自由散策と南三陸の視察を行い、昨日に引き続いて2011年3月11日のことを決して忘れてはならない防災・減災意識を高める意義ある視察となったのであった。

本日も若手経営者の会(坊っちゃんクラブ) 第74回仙台研修(二日目)を愉快な仲間たちと共に、貴重な体験・経験をさせていただきましたことに、心から感謝しております。あれから14年が経った今、被災地の南三陸は新しいまちづくりが展開されて、津波の被害があった場所には住居は存在していなかった。被災地も綺麗に整備されて、決して忘れてはならないことを残すとともに、次代に向けてまた次に起こりうる可能性に向けて防災・減災意識を高めていくように地域一丸となって力強く前進されていました。また、自分の身は自分で守る自助の大切さを改めて再認識することができました。我がまち故郷に帰っても、今回感じたことを伝えていきたいと思います。明日はみちのく伊達政宗歴史館からの松島遊覧船を堪能後に我がまち松山への帰省ミッションとなります。今日一日、大変お世話になりました。明日へと続く・・・。

 


『ナノテラス内部』

2階建てのナノテラス・・・。説明会のあったところから、ガラス越しではあるがビームラインの状況を見ることができる仕様となっている。世界最先端の放射光施設が「NanoTerasu(ナノテラス)」で、太陽光より10億倍明るいためナノ(10億分の1)メートルレベルで物質を鮮明に可視化したり、物質の機能に影響を与える電子状態を詳細に解析したりすることができるため、エネルギー、材料、デバイス、バイオ、食品など様々な分野における研究開発・ものづくりへ活用されているとのこと。最先端過ぎて、頭の悪い私はあまり入ってこなかった・・・。


『説明会を終えて』

放射光のことや、この施設がどのように運用されているかを知ることができた私たち・・・。説明会後に記念写真を撮った。


『ナノテラス玄関前で記念写真』

地上2階建てのナノテラスの総建築費は約380億円との事・・・。今にも飛だちそうな円盤型の近未来の建物に釘付けとなった。玄関口で記念写真を撮ってフィニッシュとした。


『さんさん商店街に到着』

仙台駅からバスを南三陸へと走らせること約2時間・・・。目的地である道の駅のさんさん商店街に到着した。ここで、腹ごしらえを兼ねたランチタイムとした。


『超痛風丼をチョイス』

さんさん商店街にある「はしもと」で極みウニ丼をチョイスした私・・・。ごっそり詰められたウニの山が、痛風持ちにとってドキドキが止まらなかった。口へ運べど運べど、ウニは一瞬で口の中で溶けていった。いわゆる、飲めるやーつです。マジうまし。


『南三陸の被災地視察』

ウニまつりが終了し、続いて南三陸の被災地視察を行った私たち・・・。語り部さんにもバスに乗っていただき、14年前の2011年3月11日14時46分の時の事を詳しく教えていただいた。


『22.6メートルの津波が襲った場所』

当時は黒い壁が押し寄せてくる感じだったと語り部から伝えられた。愛媛県に住み暮らす者にとって、津波の想像がまったくできなかった。目の前に広がる海からこの高台までの22.6メートルが一気に津波に飲まれたようだ。


『学校の1階2m地点』

学校の1階の2階窓に記された東日本大震災津波到達地点・・・。海からここまでの高さは22.6メートルとのこと。当時、6メートルの津波が20メートル以上の津波に緊急放送が入れ替わった旨が伝えられた。


『地震で止まってしまった時計』

2011年3月11日14時46分の大地震で止まってしまった時計。時計の針は14時49分を差していた。当時学校だったが、今は公民館として運営しているとのこと。


『南三陸町震災復興祈念公園』

再びさんさん商店街にバスは移動し、続いてもっとも被害が大きかった南三陸町震災復興祈念公園にやってきた。今は緑地となっているが、ここは当時住宅が立ち並んでいた場所である。


『南三陸旧防災対策庁舎』

津波の爪痕が色濃く残る南三陸旧防災対策庁舎・・・。津波のエネルギーの強さが如実に残っていた。語り部さんから当時の話を聞き、建物に向けて手を合わせた私たち・・・。被災した時は、自分の身は自分で守る自助の精神が非常に重要であることを聞いた。我々も、常に危機意識をもって、必ず訪れるであろう南海トラフ大地震に備えていくことを誓い合った。語り部さん、色々と教えていただき、ありがとうございました。必ず、四国の仲間たちにも伝えていきます。


『露庵 うめ治で懇親会』

南三陸の視察を終えた後、仙台の街で露庵 うめ治で懇親会を行った。お店の雰囲気がイイ感じだった。


『食材の出し方もグッド』

伊達政宗の兜が添えられた箪笥が出てきた。一つ一つ中を開けてみると、そこには牛タン等の食材が入っていた。なかなか乙な出し方にテンションはアゲアゲとなった。明日へと続く・・・。