『日本でいちばん大切にしたい会社』2009/03/15 11:58


 3月14日(土)、松山大学カルフールホールにて、NPO法人ユニバーサルクリエート主催の講演会が開催された。講師は法政大学大学院政策創造研究科教授の坂本光司氏であった。演題は『日本でいちばん大切にしたい会社』で講演会が始まった。
 まず先生は、会社経営とは「5人に対する使命と責任がある」と言った。その5人に対する使命と責任を果たすための行動のことを、本当の「経営」と定義している。5人とは?またその使命・責任とは何か?というと、次の5つが挙げられた。
一.会社に所属している社員と、その社員を一生懸命支えている家族を幸せにすること。
二.外注先・下請企業の社員とその家族を幸せにすること。
三.顧客を幸せにすること。
四.地域社会・地域住民を幸せにし、地域に貢献すること。
五.株主・出資者の幸せ。
 この5人に対する使命と責任は、一~五の順番で重要になってくる。つまり、一番は社員とその家族なのである。多くの会社はこの順番を勘違いしているため、失敗しているケースが多く見受けられるという。この話を聞いて改めて、私の心に熱いものを感じさせてくれた。
 その後も、企業経営をする上で、素晴らしいキーワードが飛び出してきた。それは、「企業経営は人財がすべて」や「景気は与えられるものではなく創るもの」や「業績ではなく継続する会社を目指して」ということである。
 自分の所属する会社の存在が、地域社会の幸せに役立っている、多くの人に貢献できている、多くの人を満足させる、という思いを考えている。そしてそれに向かって、全社一丸となって努力している会社こそが『日本でいちばん大切にしたい会社』なのである。
 門屋組も「満足していただこう。」「信頼してしただこう。」の理念を念頭に置き、日本でいちばん大切にしたい会社に認定されるぐらい頑張っていこうと思います。大変貴重なお話をありがとうございました。深く感謝申し上げます。
 

てるひこ